呼吸ケアによって基礎代謝が上がる、この事を説明するのに1番重要になるのが、横隔膜です。

呼吸ケアによって、まず横隔膜が本来の機能を取り戻し、息を吸うと収縮して下がり、息を吐くと弛緩してドーム状にせり上がります。機能を取り戻した横隔膜は柔軟性があるので、息を吸う時に、かなり下がります。横隔膜の下に位置しているのは内臓です(肝臓、胃、腸など)。横隔膜が下がる時に、それらの内臓は圧迫され、物理的に刺激を受けます。内臓は刺激を受けることで、血流が増えますよね。この動きが、1日に何千回と繰り返されるわけです。正しい呼吸の習慣で回復した横隔膜の機能があってこそ、成り立つ働きなのです。

横隔膜に本来備わっている機能によって刺激される内臓は、血流が増え働きが活発になり、そのことにより基礎代謝が上がります。このことは、内臓自体の機能を高めることに繋がります。

呼吸の訓練が上達している人の横隔膜は10㎝以上も上下します。その様子が確認できるレントゲン画像を含めた、横隔膜の詳しい説明が2023年12月のTarzan webの記事に出ていますので、興味のある方は御覧になってみて下さいhttps://tarzanweb.jp/post-297145

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