能登半島で発生した地震から、すでに7か月が経過しました。

鍼灸マッサージ師による『災害支援』のボランティアチームに所属しているので、チームとしては月2回のペースで活動を続けています。阪神淡路大震災を経験し、東日本大震災からの故郷の復興の様子を見てきましたが、能登半島の被災地の現場を見ていると、外からの支援が明らかに少なく、訪れる人の数も少ないようです。5月の連休に支援活動に行きましたが、金沢駅までの新幹線は超満員だったものの、車で向かった輪島市への道路に予想された混雑はありませんでした。実際に震災発生から3か月のデータによると、能登半島を訪れたボランティアの数は熊本地震の際の8分の1だったそうです。

地形的に半島であるため、現地に向かう手段が他の被災地に比べて少ないという理由もあげられますが、東北の時の被害の範囲に比べれば、かなり狭いはずの奥能登のガレキが3か月も手つかずに見えた様子からも、能登半島への支援や関心は明らかに少ないと思います。

8月に発生した地震によって、南海トラフ地震に対する注目度が高まりましたが、地震発生からまだ1年経っていない能登半島の人たちの現状について、もっと多くの人に関心を持ってもらえたらと思います。

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